まずは11月30日、大阪 北堀江club vijonでの自主企画にご来場頂きました皆様、本当にありがとうございました。

この日を迎えるに当たって、様々な思いがありました。

ツアーを終えてからのメンバーの脱退、バンドのこれからの事、心配事の方が多く、まるで無限の闇の中に一人ほっぽり出されたような心境でした。

決まっているライブはどうするのか？メンバーは？企画は？　バンドを辞めざるをえないのか、まだ歌いたい、そんな思いが交差する中、そんな時に助けてくれたのが、今のメンバーでした。

 

バンドを初めて3年、初めてバンドが楽しいと思えた。

何をするにも苦では無くなった。

曲を書くことが、歌を歌うことが、ライブが、もっともっと前向きになった。

そう、思わせてくれた２人でした。

 

本人からの発表もありました通り、サポートギターの山條が、諸事情によりしばらくバンド活動を休止する事になりました。

それが決まったのは実に、この企画の前日の夕方でした。

この企画から新たに発売となった3rd singleは、３人でレコーディングをした、３人の曲だと私は思っています。

正直に申しますと、皆様にお知らせする３日前には、おそらく山條はこのライブに来る事ができないだろうと大方予想はついておりました。

ただ、最後の望みをギリギリまで待ちたかった事、この日に限ってはどうしても、代役のギタリストを立てたくなかった事、全て私の我儘で、皆様へのご連絡が遅くなってしまった事を、この場を借りて深くお詫び申し上げます。

 

当日はドラムの松本と、私のピアノボーカルというツーピース編成でのライブとなりましたが、この編成でしか見られなかった景色が、あの空間にはあったと思っています。

私達も、共演者の方々も、もちろんお客様も。

 

サポートメンバーと言えど、大切な仲間です。

本人から「辞める」という言葉がない以上、私は彼がライブハウスに戻って来る事を、足を止めずに待とうと思います。

 

2015年、年内のライブは終了致しましたが、来年からも変わらず活動を続けて行きますので、どうぞ、これからもよろしくお願い致します。

 

 

 

PantyDanpty  Vo/Ba 藤澤あゆみ